Vitest公式のVSCodeプラグインがリリースされました
はじめに
こんにちは、CX事業本部MAD事業部の森茂です。
2022年4月24日にVitest公式のVSCodeプラグインがアナウンスされました。
Vitestはあたらしいテストフレームワークとして昨年末に公開されました。年初に紹介記事を書いたときにはまだv0.2系でしたが、あっという間にv0.9.4まで開発が進み(2022年4月24日現在)正式版のリリースまであと少しというところまで来ています。勝手な予想ですが、5月にはリリースされそうなVite v3とあわせてのリリースとかありそうでしょうか???
プラグイン自体は2022年3月末にリリースされていたようですが、作者の@zxch3n氏がVitestチームへ参画し公式のVSCodeプラグインとしてアナウンスされたようです。
動作環境
プラグインを利用するには下記環境が必要となります。またプラグイン自体はまだプレビュー版となっているようです。
- VSCode v1.59以上
- Vitest v0.8.0以上
試してみた
さっそくVitestを利用しているプロジェクトで動作を試してみました。 あまり大きなプロジェクトでは試すことはできていませんが試した限りでは動作はとても軽快に感じました。Watchモードと連携しての動作はまだないようでコードを書き換えたあとは都度手動で実行する必要があります。
同様に従来からJestのプラグインもありますが、そちらはさらに高機能のせいかエディターの動作が重くなる感じがあり個人的には利用していませんでした。Vitestプラグインの機能はまだ限定的なのでこれくらいの気軽さであれば常用できそうです。
IntelliJ IDEA用Plugin
JetBrainsのIntelliJ IDEAやWebStormで動作するプラグインもあるようです。 MarketPlaceにはまだ登録されていないようですが、下記からダウンロードしてインストール可能です。